ズボンを履いたときに気になる、下腹部のぽっこり…多くの方が抱える悩みですね。実は、この下腹部についた脂肪は、一夜にしてつくものではなく、長年にわたって少しずつ蓄積されてきた結果です。昔はスッキリしていたお腹も、気がつけば脂肪が…なんてことはよくある話です。

そんな下腹部の脂肪をなんとかしたいけれど、どこから手をつけていいかわからない、効果的な運動がわからないという方のために、今回は下腹の脂肪を効果的に撃退するための簡単な腹筋引き締めトレーニングを紹介します。このトレーニングを実践すれば、気になる下腹部もきっとスッキリします。

お腹をしっかりと追い込むことで、より効果が期待できます。この機会に、ぜひ日々の生活に取り入れて、摘めるお腹の脂肪を筋トレで解消しましょう。

下っ腹がぽっこり出る原因と腹筋の関係とは?

下っ腹につくお肉、つまり贅肉は、腹筋の上に蓄積された皮下脂肪のことを指します。多くの人が経験するように、この部分の脂肪は腹筋運動だけでは落としにくいとされています。その主な理由は、下腹部が日常生活であまり使われずに弱っていること、そして不適切な生活習慣が脂肪蓄積の原因となっているからです。

下っ腹は腹筋の中でも特に脂肪の層が厚く、単にストレッチをしたり、軽い筋トレを行った程度では効果を感じにくい部位です。「なぜお腹だけに脂肪がつくのか?」と思われる人もいると思いますが、手や足など他の部位と比べ、お腹は普段から動かす機会が少なく、その結果、脂肪がつきやすいという背景があります。

下っ腹の筋肉を理解して筋トレの効率を上げる

ぽっこりとした下腹部のお肉を引き締めるには、ただ腹筋運動をするだけでは不十分です。下腹部に特化した効果的な筋トレが必要になります。腹筋は恥骨から肋骨までつながっている筋肉で、このうち腹筋の下部に焦点を当てたトレーニングを行うことで、特にたるみがちな下腹部を効果的に引き締めることができます。

下腹部のトレーニングは、ジムに行かなくても自宅で行うことが可能ですし、特別な器具も必要ありません。約1畳ほどのスペースがあれば、いつでもトレーニングを開始できます。自宅でトレーニングを行う場合、絨毯の上であればそのままでも大丈夫ですが、硬い床の上で行う際は、ヨガマットを使用すると背中が痛くないのでオススメです。