そもそも「筋トレ」とは?

筋トレとは筋肉を鍛えることを目的とした運動のことです。

主に、体重を使って行うトレーニングを指し、マシンやさらに負荷をつけて行うトレーニングもあります。

 

 

筋トレの効果

  1. 筋力の向上 筋トレにより、筋肉を鍛えることができます。 筋肉が増えることで、体力や筋力が向上し、日常生活やスポーツなどの活動において、より強く、効率的に動くことができます。
  2. 筋肉量の増加 筋トレにより、筋肉量が増えます。筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、脂肪の燃焼効率も向上します。

  3. 骨密度の向上 筋トレにより、骨密度が向上します。骨密度が向上することで、骨折などのリスクが緩やかになり、骨粗鬆症の予防にもつながります。

  4. 姿勢の改善 筋トレにより、姿勢が改善されます。 特に、背中や腹筋を鍛えることで、背骨が正しい位置に保たれ、姿勢が良くなります。

  5. 筋肉を使うことで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制され、リラックス効果が得られます。

筋トレの方法は、自宅でできる体重トレーニングから、ジムでのトレーニングまで様々です。

ただし、適切な姿勢やフォームを守り、怪我に注意しながら行うことが大切です。ストレッチやウォームアップを行い、筋肉を準備することも重要です。

 
まずはウォーミングアップ 

筋トレの目的効果をご理解いただけましたでしょうか?

さて、「では何をすればよいの?」となりますよね。

まずはトレーニングを行う前に、十分なウォームアップを行い、筋肉をうごかす準備をしてください。

筋トレをする前に、適切なウォーミングアップを行うことで、怪我や怪我を予防し、筋トレの効果を高めることができます。

以下は、筋トレの前に行うおすすめのウォーミングアップの例です。

【有酸素運動】 軽いジョギングや、スキップ、エアロバイクなど、有酸素運動を5~10分行うことで、筋肉を温めることができます。

【動的ストレッチ】 ・肩回し ・腕回し ・腰回し ・膝上げ 

〈肩回し〉

  1. 足を肩幅程度に開き、両腕を肩の高さまで上げる。
  2. 右肩を大きく回しながら、左腕を後ろに引く。
  3. 左肩を大きく回しながら、右腕を後ろに引く。
  4. 繰り返しに数回繰り返す。

〈膝上げ〉

  1. 足を揃え、両手を前に出す。
  2. 右膝を腰まで上げながら、左手を右ひざに合わせる。
  3. 左膝を腰まで上げながら、右手を左ひざに合わせる。
  4. 繰り返しに数回繰り返す。

また、ウォーミングアップ用の軽い負荷を使ったセットを1~2セット行うことも良いでしょう。

これらの動的ストレッチは、単純なストレッチと比較して、筋肉の柔軟性を高める効果があることが報告されています。また、運動前のウォーミングアップにもなっています。適度な強度と回数で行うようにしましょう。

 
 
 
 
 
 
ウォーミングアップを行ったところで、さっそくトレーニングを行っていきましょう。
初心者の方向けのメニュー中級者向けのメニュー・自宅でのトレーニングと3パターンご紹介しておりますので、ご自分に応じて選んでくださいね。

 

 

 

◆初心者向けメニュー

以下は、筋トレ初心者のかた向けの基本的なメニューの例です。
 

【ウォームアップ】

  • ジョギングやステップマシンでの軽い有酸素運動(5分)
  • 肩回し、腕回し、腰回しなどの軽いダイナミックストレッチ(5分)

【筋力トレーニング】

  • プッシュアップ(3セット×10回)
  • スクワット(3セット×10回)
  • ランジ(3セット×10回)
  • クランチ(3セット×15回)

【有酸素運動】

  • エリプティカルマシンでの有酸素運動(20分)
  • ローイングマシンでの有酸素運動(20分)

クールダウン】

  • 静的ストレッチ(各種ポーズを15秒×2セット)
  • ヨガ(呼吸法やリラックスポーズなど)

このメニューは、自重トレーニングを中心に行う初心者向けのメニューです。主に大きな筋肉群を指示したトレーニングを行い、有酸素運動も加えて全身の健康を促します。また、スタートしやすいプッシュアップやをクランチを取り入れ、初心者でも取り組めるようにしています。ただし、体力に合わせて負荷や回数を簡単に調整することが大切です。

 

 

◆中級者向けトレーニング

以下は、中級者のかた向けのトレーニングメニューの例です。

【ウォームアップ】

  • ジョギングやステップマシンでの軽い有酸素運動(10分)
  • 肩回し、腕回し、腰回しなどの軽いダイナミックストレッチ(5分)

【筋力トレーニング】

  • バーベルスクワット(4セット×8〜10回)
  • バーベルデッドリフト(4セット×8〜10回)
  • ベンチプレス(4セット×8〜10回)

  • チンアップ(3セット×最大まで)
  • ダンベルショルダープレス(3セット×10回)

【有酸素運動】

  • 加圧トレーニング(20分)
  • サイクリングマシンでの有酸素運動(20分)

【クールダウン】

  • 静的ストレッチ(各種ポーズを20秒〜30秒×2セット)
  • ヨガ(呼吸法やリラックスポーズなど)

このメニューは、バーベルやダンベルを使ったトレーニングを行い、全身の筋肉を鍛えることを目的としています。トレーニングの種目を増やし、負荷も上げているため、筋力がアップしやすいです。また、有酸素運動にも時間を割いており、心肺機能も向上します。ただし、筋力トレーニングに慣れていない人は、正しいフォームで行うことが大切です。

 

 

◆自宅トレーニング

自宅で筋トレを行う場合は、以下のようなトレーニングがおすすめです。

【ウォームアップ】

  • なわとび(5分)
  • 動的ストレッチ(5分)

【筋力トレーニング】

  • 腕立て伏せ(3セット×12回)
  • スクワット(3セット×12回)

  • ランジ(3セット×12回)
  • ダンベルカール(3セット×12回)*ダンベルがある場合 ない場合は500mlのペットボトルで代用可
  • ショルダープレス(3セット×12回)
  • ダンベルフライ(3セット×12回)

【有酸素運動】

  • ジャンプスクワット(3セット×20回)
  • マウンテンクライマー(3セット×20回)
  • ジャンピングジャック(3セット×20回)

【クールダウン】

  • 静的ストレッチ(各種ポーズを15秒×2セット)
  • ヨガ(呼吸法やリラックスポーズなど)

上記のメニューも一例であり、自分の目的やレベルに合わせて変更することができます。 また、トレーニング前には必ずウォームアップを行い、トレーニング後にはクールダウンを行うことが大切です。

 

 

◆最後はクールダウン

最後にクールダウンメニュー例をいくつかご紹介します。

  1. ハムストリングストレッチ(太ももの裏)
  • 床に座り、片足を伸ばす。
  • 伸びた足の順につかみ、背中を伸ばしながら上体を前に下りる。
  • 足が伸び切らなくても、無理のない範囲でストレッチを行います。
  • 10〜30秒程度保持し、反対側も同様に行います。

  1. 胸部ストレッチ
  • 背中を伸ばし、両手を後ろに回す。
  • 手の平を合わせた状態で、肩甲骨を寄せる。
  • 胸の前で手を組んでいる場合は、手を解いて手の平を合わせた状態で、同様に行います。
  • 10〜30秒程度キープする。
  1. カーフストレッチ(アキレス腱)
  • 壁に手をつき、片足を後ろに引いて踵が床につくようにする。
  • 前の足を膝を曲げて、軽く身を下げる。
  • 後ろの足のカーフが引き締まる感覚を感じる。
  • 10〜30秒程度保持し、反対側も同様に行います。
 
クールダウンは、トレーニング後に急激な運動を中止することで、筋肉の緊張を緩和し、筋肉の疲労を回復させます。また、重力な運動を中止することで、心臓や呼吸器にも負担をかけないようにすることができます。 クールダウンをしっかり行うことで、トレーニングの効果を高めることができます。

 

 

終わりに

いかがでしたか?筋トレについて、何を行うかメニューが決められているとわかりやすいですよね。

また、トレーニング前後のストレッチもとくに大事なので、一緒にご紹介させていただきました。

初心者の方は特に、最初は何となくで十分ですので、体をトレーニングの動きに慣らしていきましょう。継続して回を重ねるとその動きに慣れ、回数もしっかりとこなすことができてきます。

また、当店では一から姿勢の作り方・部位への利かせ方をしっかり指導して行うので、質の高いトレーニングを行うことが可能です。

よろしければご利用ください。

本日もご覧いただきありがとうございました。