段々暖かくなり、「体そろそろ動かさないとな・・」「露出の増える夏のために運動しようかな・・」となかには考えている方も徐々に増えるこの季節だと思います。
でも運動は苦手だから、「まずは食事管理からはじめてみようかな!」というかたに、今回はおススメの内容となっています(^^)
そもそもなぜ食事管理が必要なのか?
私たちは1日3食(またはそれ以上)は食事をとりますよね。
その食事を毎日摂り、休養して毎日仕事・家事・学業など日常生活を送ることができています。
つまり、その食事から私たちは毎日生活することができていますよね。
「そんなこと当たり前!」
と思いますが、今の食事を継続していたら、体は変化しますか?
体を変化させるにはまず、自分の食事を見直す必要性があります。
食事管理をすることで・・
*何を食べているかがわかる
*食材に含まれるカロリー、栄養素がわかる
*食事バランスが整う
*減量につながる
*健康的な身体になる
*疾病の予防・長寿につながる
*医療費を抑えられる
・・・・など食事を管理することは人間にとって生活の質(QOL)が向上する効果がたくさんあります。
特に、「体重を落としたい」場合は、
「今まで食べてきたもので今の自分が成り立っている」ので、「これから食べるもので自分を作っていく必要がある」
という事を頭に入れて食事管理を行っていきましょう。
ダイエットとは?
ここからは、早速ダイエットの食事の基本についてお話ししていきます。
ダイエットとは、食事や運動などの方法を通して体重(体脂肪)を減らすことを指します。
健康的なダイエットを行うためには、食事管理が非常に重要です。
1.カロリー管理
ダイエットをする際には、食事から摂取するカロリー量を把握することが重要です。
食事の中で摂取するカロリーが、消費するカロリーよりも多いと、体重は増加してしまいます。
(摂取カロリー>消費カロリー=体重増加)
一方、摂取カロリーより消費カロリーが少ないと体重は減少していきます。
(摂取カロリー<消費カロリー=体重減少)
必要なカロリー量は、年齢や性別、身体活動レベルによって異なりますが、
一般的には成人男性で約2000〜2500kcal、成人女性で約1600〜2000kcalとされています。
カロリー管理をするためには、食品の栄養成分表を確認し、食事中に摂取するカロリーを計算することが大切です。
特に同じカロリーでも
たんぱく質が中心なのか?糖質が中心なのか?で結果がかなり変わってくるので、
食事の質を意識することがとても大事になってきます。
2.バランスのとれた食事
カロリーを抑えるために食事を減らすのではなく、栄養バランスの良い食事を摂ることが重要です。
バランスの良い食事とは、主食・主菜・副菜・汁物を基本に、
主食はごはんやパンなどの炭水化物、
主菜は肉や魚・豆腐などのタンパク質、
副菜は野菜やきのこなどの繊維、
汁物はスープやみそ汁などをとります。
バランスの良い食事摂ることで、身体に必要な栄養素をバランスよく摂取することができ、健康的なダイエットを実現することができます。
また、無理をしないため、継続もしやすいです。
3.食事の回数と時間帯
ダイエットをする際には、食事の回数や時間帯にも注意が必要です。
適度な食事の回数と時間帯を守ることで、カロリーをコントロールすることができます。
食事の回数については、1日に3食、または5〜6食に摂取することが推奨されています。
特に、朝食は重要な食事なので、できるだけ欠食は避けるべきです。代謝が活性化され、全体的な食事のカロリー摂取量が減るとされています。
4.低GI食品の摂取
GI(グリセミック指標)とは、血糖値の上昇を示す指標のことです。
ダイエットをする際には、低GI食品を摂取することが重要です。
そのため白米や白い食パンなどよりも、玄米や全粒粉パンなどの食物繊維が豊富な食品が含まれます。
低GI食品を摂ることで、血糖値の上昇を抑え、満腹感を得られるため、過食を防ぐことができます。
5.食事の調理法
ダイエットをする際には、食事の調理法にも注意が必要です。基本的には揚げ物や炒め物は高カロリーになります。
揚げる>炒める>焼く>煮る>蒸す>茹でるの順でカロリーは抑えられます。調理法を選ぶことも重要です。
食材を焼くだけの時でも油の量は控えるとよいでしょう。
また、調味料は低カロリーで風味のあるものを使いましょう。
*おすすめの調味料
・醤油・酢・塩・胡椒・香辛料などのスパイス
*注意したい調味料
・白砂糖・みりん・味噌(汁以外に使うとき)ケチャップ・ソース・マヨネーズ・めんつゆ
6.水分量
ダイエットに限らず人間にとって水分はとても重要です。
人間は体の60%が水分からできています。
その水分量が足らないと、体のめぐりが悪く血液の流れも滞り、代謝が低下することで脂肪燃焼されにくくなります。
一日に必要な水分量は飲料から1L~1.5Lを目標に取っていきましょう。
具体的にどんな食事?
【朝】
起床後はお水1杯(常温・白湯がよい)
・白米(玄米)や食パン(ライ麦パン)
・野菜中心の味噌汁
・納豆、ゆで卵、魚などのたんぱく質が豊富なおかず1品
・サラダ
★朝軽めでもOK。たんぱく質と糖質を意識して。
すこしでも食事をとることで代謝アップ!
【朝から昼までの間】
300~500mlの水分をとる
【昼】
お水1杯
・白米(玄米)
・汁物
・お肉や魚などたんぱく質がしっかりとれるおかず1品
・味付けが濃くない副菜1品
★1日の中でボリュームをお昼に持ってくるのがポイント
ただし揚げ物や余分なカロリーが取れるものは要注意!
【昼から夜の間】
500ml水分をとる
【夜】
*食前にお水一杯
・サツマイモやカボチャなどを主食に
・汁物・魚や大豆などが中心のおかず1品
・野菜たっぷり
★夜は消費カロリーが少ないので低カロリー低糖質を意識。
ご飯をサツマイモやカボチャにすることで腹持ちよく食物繊維・ビタミン補給も。 (ただし食べ過ぎに注意)
腹8分目に抑えましょう。
まとめ
*食事管理をおこなう
*摂取カロリー<消費カロリーを高める行動をとる
*栄養バランスの取れた質の良い食事内容にする
*水分を十分にとる
*無理をしないで継続する
1日の食事は、バランスの取れた栄養が必要です。
食事の栄養バランスが偏ってしまうと、健康に悪影響を及ぼすだけでなく、ダイエットにも影響を与えます。
上記のように、1日の食事は、主食(ご飯やパン)、主菜(魚肉または肉)、副菜(野菜)などがバランスよく摂取できるようにします。
また、食事の量が減りすぎると、栄養バランスが偏ってしまうだけでなく、
代謝も低下し、逆に太ってしまう可能性もあります。
適度に主食や副菜を減らし、栄養バランスを崩さないようにすることが大切です
無理をしないでご自身の中で実践・継続できることから始めてみましょう。
最後に
いかがでしたか?
これまでの食生活にもよりますが、まずは栄養バランスを整えることが大きな一歩となります。
普段の食生活を見直して、かつボリュームを抑えることでダイエットにつながります。
食事の量をただ減らすのではなく、質を意識した食事をとって健康的なダイエットを行いましょう。