ダイエットで体を引き締めつつ、バストはしっかりキープしたいというのは多くの女性の共通の願いですよね。実は、バストアップには筋トレが非常に有効なんです。特に胸周りの筋肉、つまり大胸筋を鍛えることで、バストを支える力がつき、より立体的で張りのあるバストを目指すことができます。
バストアップを目指す筋トレは、高価なエステに通わなくても自宅で簡単にできるものがたくさんあります。今回ご紹介するのは、女性でも簡単にできるたった5分のバストアップトレーニングです。忙しい毎日の中でも、短時間で手軽にできるので、続けやすいのが魅力です。
バストアップトレーニングとは?
バストアップを目指す前に、バストの構造を理解することは非常に重要です。バストの大部分は脂肪でできており、残りは乳腺で構成されています。この脂肪と乳腺が大胸筋の上に乗っている構造になっています。大胸筋はバストの土台となる部分で、この部分を鍛えることで、バストのたるみを予防し、上向きで若々しい形を保つことが可能です。
多くの人が、筋トレをすると胸が小さくなると心配しますが、バストアップトレーニングの目的は大胸筋を過度に鍛え上げることではありません。適切なトレーニングによって大胸筋を強化し、バストを支える力を高めることが目標です。
注意点として、バストの大部分を占める脂肪は、体脂肪率が減少すると縮小する傾向があります。そのため、過度なダイエットや、バストに影響を与えてしまうようなトレーニングは、バストのサイズを小さくしてしまう可能性があります。バストアップを目指すトレーニングでは、バストを構成する脂肪を保ちつつ、大胸筋を適度に鍛えることが重要です。
バストアップトレーニングを行う際には、このような胸の構造を踏まえた上で、適切なエクササイズを選び、バストを美しく保つことを目指しましょう。
バストアップは大胸筋が関与する!?
大胸筋は、バストの美しい形を保つための重要な土台です。この筋肉が衰えると、胸は重力に従って下に垂れることになります。したがって、大胸筋をしっかりと鍛えることで、胸の垂れを予防し、張りのあるバストを維持することが可能になります。
しかし、大胸筋は日常生活で自然と鍛えられる手や足の筋肉とは異なり、普段の活動ではあまり使われることがありません。そのため、意識的にトレーニングを行って大胸筋を強化する必要があります。適切な筋トレによって大胸筋を鍛えることは、バストアップにつながり、より美しいシルエットを作り出すことができます。
胸が大きい方は、バストアップのトレーニングが不要だと思いがちですが、実際にはその逆です。胸が大きいほど、その重さによって垂れやすくなるため、大胸筋をしっかりと鍛えて支える力を高めることがさらに重要になります。胸が大きい方も、バストの形を美しく保つためには、大胸筋のトレーニングを積極的に行うべきです。
バストアップトレーニングはダンベルが有効!
バストアップや体形維持に筋トレを始めたい初心者の方には、1kgから1.5kgのダンベルがおすすめです。これらの重さならば、無理なくトレーニングを始めることができ、徐々に筋肉を慣らしていくことが可能です。トレーニングに慣れてきたら、少し重い2kgから3kgのダンベルに挑戦してみるのも良いでしょう。
トレーニングの際は、過度な鍛え方を避け、自分にとって持続可能な重さのダンベルを選ぶことが重要です。筋トレによるバストアップや体形維持は、長期にわたって続けることで効果が現れるため、無理なく続けられる重さを選択することが成功のカギとなります。
ダンベルを使ったバストアップトレーニング!
1,ダンベルベンチプレス
ダンベルベンチプレスは、バストアップに非常に効果的なトレーニングです。このトレーニングでは、適度なストレッチも同時に行われるため、胸の形を整えるのにも役立ちます。
両手にダンベルを持ち、平らな台や床に仰向けになり肘を伸ばします。ここでのポイントは、ダンベルを持つ手の平が脚の方向を向くようにすることです。肩幅ほどに腕を広げ、胸の上で肘をまっすぐに伸ばします。その後、肘をゆっくりと曲げてダンベルを下げ、再び腕を伸ばして元の位置に戻します。常に肘の上にダンベルがあるように意識しましょう。
息を吸いながら下げ、吐きながら上げるように行うことが、より効果的なトレーニングにつながります。
初心者の場合は、8回から12回を1セットとし、まずは2セットから始めてみましょう。トレーニングに慣れてきたら、徐々に回数やセット数を増やしていくことができます。重要なのは、自分の体力に合わせて無理なく続けることです。