ストレッチの効果的なやり方
ストレッチを始める前に、まずはストレッチに関する基本的な知識を身につけましょう。
朝のストレッチは、力強く動かすのではなく、筋肉をゆっくりと伸ばし、心地よい状態を保つことを心がけましょう。
朝は筋肉が伸びにくく、特に起床時は「カラダが硬い状態」でもあるんです。
朝のストレッチで無理に伸ばしたり引っ張ったりすると、筋肉のいわゆる「スジ」と呼ばれる部分を痛めやすいです。
筋肉を傷めると、一日中痛みが続いたり、動きが制限されることもあります。
そのため、朝は10秒から20秒程度、ゆっくりと筋肉を伸ばし、呼吸をしながらストレッチを行うことが大切です。
また、大きな筋肉からゆっくりと動かし始めることで、体への負担も少なくて済みます。
寝起きに効果的な4つのストレッチ法
朝のストレッチは、筋肉を動かすことで代謝を活発にし、ダイエット効果も期待できます。
寝起きのストレッチは上半身を主に使い、ゆっくり動きながら起き上がる目的があります。これにより、一日を通してエネルギッシュに過ごす準備ができます。
今回紹介するストレッチは、布団をかぶったままで行えるので、寒さを感じることなく実践できます。
少しの心がけで、朝の目覚めに変化をもたらし、一日をポジティブにスタートさせることができます。継続して行うことで、より効果を実感できるでしょう。
それでは、具体的な方法を見ていきましょう。
肩甲骨周りのストレッチ
体幹・お尻周りのストレッチ
体幹とお尻周りを伸ばすためのストレッチを行いましょう。このストレッチは足を交差させる動作を取り入れて行います。
まず、仰向けの姿勢で始めます。片足を6時の方向から9時の方向へと交差させるように動かします。腕はできれば横に広げ、この姿勢で体幹からお尻周りにかけての筋肉をストレッチします。
ストレッチを行う際は、リラックスして筋肉が伸びていることを意識しながら行いましょう。片方の脚でストレッチを行った後は、反対の脚でも同じストレッチを行いましょう。
お腹のストレッチ
次はお腹のストレッチに移りましょう。
このストレッチはうつ伏せの状態から始めます。仰向けからうつ伏せになり、両腕を使って体を起こし、腕を突っ張るような形で体を伸ばします。横から見た時に体が湾曲している状態、いわゆる「コブラポーズ」になります。きついと感じたら肘をついて行いましょう。
このポーズを取ることで、特に腹筋周りが伸ばされますが、朝起きたばかりで体がまだ動き始めていないため、体幹周りの筋肉全体が伸びているように感じることができます。
目を閉じた状態でも実施できるので、リラックスしながら、ゆっくりとした呼吸とともに、10秒から20秒程度このストレッチを続けましょう。
腰・腕周りのストレッチ
朝が苦手な女性必見!目覚めがスッキリする簡単ストレッチのまとめ
これらの4種類のストレッチは、どれも簡単で、明日からすぐに始めることができます。ストレッチを終える頃には、体が自然と目覚めてくるため、起き上がる際の苦痛を感じることがぐっと減少します。
朝になかなか起きられないという方は、ぜひこのようなストレッチを試してみてはいかがでしょうか。
体をほぐしながら気分も明るくなり、さらには目覚めも良くなるので、一日のスタートを最高の形で切ることができそうですね!
ストレッチを日々の習慣に取り入れて、毎日の目覚めをより良いものにしてください。朝の数分が、一日全体の気分や活動にポジティブな影響を与えることでしょう。