僕はよくクライアントさんから
「背中って家で鍛える方法ありますか?」
「自宅でチンニング(懸垂)をやりたいんだけど何か良い器具ありませんか?」
といった背筋のトレーニングについての質問を受けることがよくあります。自宅で筋トレをやる場合、ダンベルを用いたトレーニングや自重トレーニングがほとんどなので、背中を鍛える方法を探している人が意外と多くいます。せっかくやるならバランスよく鍛えたいし、特に男性は厚い背中を欲しいという人も多いと思います。
そこで今回は、背中を鍛えたい人にうってつけな自宅用懸垂器具を紹介したいと思います。
チンニング(懸垂)は、数回やるだけで多くの筋肉を同時に鍛えることができるため、ホームトレーニングにぴったりです。今回紹介するトレーニング器具は「ドアジム(DoorGym)」です。
このアイテムを知っている人はいますか?前からあるようですが、僕は最近知り、意外と使えて多くの人からも好評なトレーニングアイテムなんです。
ドアジムは、自宅で背中のトレーニングをしたい人にとって、安くてコンパクトで非常におすすめです。買うかどうかは別として、まずはどんなアイテムなのかを詳しく紹介していきます。
それでは、早速行きましょう。
ドアジムとは?
STEADY 懸垂バー 【 Designed in Japan ギアロックシステム / 30秒簡単設置 / 最大耐荷重200kg 】
ドアジムとはその名の通り、ドアの枠にバーを取り付けて使うトレーニング器具のことです。
このドアジムはとてもシンプルですが、自宅で簡単にチンニング(懸垂)をできるように開発された画期的なアイテムです。
ドアジムは様々なメーカーから販売されており、安いものは1000円台から購入できます。従来の懸垂器具といえば「ぶら下がり器具」が代表的でしたが、ぶら下がり器具は場所をとり、移動するのも大変というデメリットがありました。
しかし、今回紹介するドアジムは、棒を一本取り付けるだけで、すぐにチンニングを始めることができます。さらに、ドアのサイズに合わせて長さを調節できるため、ほとんどの場所に取り付けることが可能です。
使わなくなったらバーを外しておけば場所も取らず、収納にも困りません。これなら、手軽に背中のトレーニングを自宅で行いたいという人にとって、非常に便利なアイテムです。
ドアジムの設置方法
まず、ドアジムを設置するための付属品をドアの両サイドに取り付けます。このとき、ドアの厚さが2cm以上あることを確認してください。薄いドアに取り付けると、付属品が外れるおそれがあります。
ドアジム付属品をドアの両サイドにしっかりと固定します。バーの長さをドアの幅に合わせて調整し、取り付けます。注意点として、ドアジム付属品の高さが異なると、バーが斜めになってしまうため、取り付ける前にメジャーなどを使って左右対称になるように測りましょう。
バーの幅を調整し、しっかりと固定すれば完成です。どうですか?とても簡単でしょ?
ドアジムのトレーニング方法
出典:https://www.businessinsider.com/guides/health/fitness/how-to-do-a-pull-up
ドアジムで行える基本的なトレーニングはチンニング(懸垂)です。
チンニングには、手幅を広く握るワイドグリップ、手幅を狭くするナローグリップ、逆手に握るリバースグリップなど、さまざまなバリエーションがあります。これらの方法を使い分けることで、背中の異なる筋肉を効果的に鍛えることができます。
また、体を伸ばす習慣がない人には、ドアジムを使ったストレッチもおすすめです。ドアジムに捕まってぶら下がるだけでも、肩甲骨周りがしっかりとストレッチされます。普段運動をあまりしない人でも、懸垂をせずにストレッチ器具として利用することで、効果的に体を伸ばすことができます。
ドアジムはシンプルでありながら、多様なトレーニングやストレッチを実現する優れた器具です。ぜひ、取り入れてみてください。
ドアジムのトレーニング応用
ドアジムは懸垂だけでなく、腹筋も鍛えることができる優れたトレーニング器具です。特に高負荷のハンギングレッグレイズを行うことができるため、背筋と腹筋を同時に鍛えることが可能です。
ハンギングレッグレイズはバーにぶら下がった状態で脚を上げる動作を繰り返すトレーニングです。この運動は腹筋に強い負荷をかけることができるため、腹筋を割りたいと思っている人に特におすすめです。
YouTubeなどの動画サイトで「ハンギングレッグレイズ」と検索すると、多くのトレーニング方法やコツが紹介されています。これらの動画を参考にして、正しいフォームで安全にトレーニングを行いましょう。
ドアジムを使って、自宅で効率よく背筋と腹筋を鍛えてみてください。
自宅でチンニング(懸垂)!背筋を鍛える懸垂器具で背中の筋トレのまとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したドアジムは、自宅で手軽に背筋や腹筋を鍛えるための非常に優れたトレーニング器具です。場所を取らず、取り付けも簡単で、使わないときは取り外して収納できる点が魅力です。様々なトレーニングバリエーションが可能で、特にチンニングやハンギングレッグレイズのような高負荷のエクササイズを自宅で行えるのは大きなメリットです。
自宅での筋トレに挑戦したい、特に背中や腹筋をしっかりと鍛えたいという方は、ぜひドアジムを取り入れてみてください。自分のペースでトレーニングを続けることで、理想の体型に近づけるはずです。何よりも、トレーニングの習慣を続けることが大切ですので、無理なく楽しく、ドアジムを活用してみてください。
今回の記事が、皆さんの自宅トレーニングに役立つことを願っています。それでは、楽しいトレーニングライフをお過ごしください!